Startup Portfolio
ロンドン拠点のLegalTechスタートアップ"Lawhive"がSeries Aで£31.4Mを調達
Lawhiveは、GV(Google Ventures)とTQ Venturesがリードし、Balderton Capital、Jigsaw、Episode 1などが参加したSeries Aで£31.4Mを調達した。
2019年にロンドンで設立されたLegalTechスタートアップのLawhiveは、AIを活用して法務サービスをよりアクセスしやすく、手頃な価格にすることを目指しています。同社設立の理念は「誰もが手頃な価格で法務支援を受ける権利がある」であり、同社は弁護士向けの管理業務や法務作業を自動化し、顧客のコストを最大50%削減することで業界を変革しています。
同社はこれまでに、家族問題、不動産、紛争、消費者権利、小規模事業者の問題など、さまざまな分野で数千人を支援してきました。
現在、チームは特に格差が広がっている米国の法務市場に変革をもたらすことに注力しています。最近のデータでは、米国の消費者法務ニーズの80%が満たされておらず、その市場規模は年間約$1Tと推定されています。
「私たちの使命は、誰もが法務サービスにアクセスできるようにすると同時に、消費者弁護士や小規模事務所が法律実務の楽しさを再発見できるよう支援することです。この資金調達により、より迅速で手頃な価格の法務サービスに対する需要が大きい米国市場での展開が加速します。人間の弁護士の作業を当社のテクノロジーで補完することで、米国市場の重要なニーズに応え、数百万の米国弁護士に新たな機会を創出します。」とLawhiveの共同創業者兼CEOは述べています。
Lawhiveは、弁護士向けにワークフロー管理、コンプライアンス、支払いをカバーするツールを提供するAI駆動のプラットフォームを運営しています。弁護士は自身の顧客と連携するか、Lawhiveマーケットプレイスを通じて消費者や小規模事業者とマッチングされることが可能です。
Lawhiveのプラットフォームの中心には、日常的な法務タスクを自動化するAI弁護士Lawrenceが存在します。テストでは、Lawrenceは人間の弁護士と同等のパフォーマンスを示し、Solicitors Qualifying Examination(SQE)の第1部を合格しました。
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