FinTechのSoldo 自動CO2排出量トラッカー搭載の最新支出管理ソリューション

Soldoは、企業向けの先進的な支出管理ソリューションを提供するFinTechスタートアップです。同社は2024年冬のプロダクトアップデートを発表し、企業の財務運営を効率化し、持続可能性への取り組みをサポートする新機能をリリースしました。主な新機能には、チームの支出管理の強化、従業員のオンボーディング・オフボーディングプロセスの自動化、そしてCO2排出量（CO2e）の追跡機能が含まれます。これらの機能は、企業が財務プロセスと持続可能性のイニシアティブを効率的かつコンプライアンスに準拠して進めることを可能にします。

ワンクリックで持続可能性を測定する「CO2e Emissions Tracker」
新しいCO2eトラッカーは、各事業経費に関連する炭素排出量を自動的に追跡・報告します。これにより、企業は規制要件となりつつあるScope 3排出量を計算でき、EUや英国の報告基準に準拠しつつ、排出量のオフセットも可能になります。Luneの共同創設者兼CEOであるErik Stadigh氏は、「Soldoの先進的な取り組みは、企業が財務支出と関連する炭素排出を管理し、気候変動へのポジティブな行動を促進する素晴らしい例です」と述べています。

HR統合で従業員アクセスとコンプライアンスを自動化
SoldoはHRシステムとシームレスに接続することで、従業員の支出資源へのアクセスを自動的に更新できます。この機能により、管理作業が削減され、企業資金へのアクセス権を持つのが認可された人物のみであることを確保します。財務チームやHRチームは、これにより役割の変化に応じて安全にユーザーアクセスを管理できます。

チームの支出を一元管理する「Teams」機能
新しい「Teams」機能により、組織は階層をSoldo内にマッピングすることで支出を構造化し、コントロールできます。予算保有者が柔軟にチームの支出を設定し、リアルタイムでモニターし、レポートや予測が可能になります。これにより、効率性とデータ可視性の向上が期待されます。

財務の未来を築く支出管理ソリューション
IDCのEuropean Enterprise SolutionsのリサーチマネージャーであるCharles Aladesuru氏は、「CFOの役割は進化を続け、支出管理の分散化などの新たな戦略を模索するようになっています。Soldoのソリューションは、この動向を促進し、従業員に効率性、データの可視性、計画能力を向上させる強力な支出管理ツールを提供します」と述べています。

SoldoのChief Product OfficerであるDarren Linscott氏は、「私たちの使命は、企業の財務と支払いを解放し、全てのチームがより多くを達成できるようにすることです。2024年冬のアップデートは、支出管理のコントロール、可視性、効率性を向上させる革新的な機能をもたらします。これにより、企業は自信を持ってスケールし、成長を推進するチームをサポートできます」とコメントしています。

Soldoについて
Soldoは、企業向けの支出管理ソリューションを提供するFinTechスタートアップです。同社は、財務運営の効率化、分散型支出管理の促進、そして持続可能性への貢献を目指し、革新的な製品を開発しています。特に、CO2排出量の自動追跡機能は、規制対応と気候変動への取り組みを支援する先進的な取り組みとして注目されています。