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企業AIのOpenAI、音声・チャットエージェントを本番運用する「OpenAI Presence」を提供開始
OpenAIは、企業が顧客対応や社内業務にAIエージェントを本番導入するための企業向け製品「OpenAI Presence」を発表しました。AIエージェントが質問への回答、問題解決、社内システムの利用、承認された操作の実行を行い、必要に応じて人間の担当者へ引き継ぐ仕組みを提供します。音声とチャットに対応し、カスタマーサポート、営業、保険請求、社内ITサポートなどでの利用を想定しています。
各エージェントには、担当する業務に必要な情報とシステム権限だけが与えられます。企業側は、エージェントが実行できる操作、承認が必要な条件、人間へ引き継ぐタイミングを方針として設定でき、シミュレーションや評価ツールを使って一般的な問い合わせ、例外処理、高リスクな状況での動作を事前に検証できます。導入後は実際の会話、引き継ぎ、品質データを分析し、Codexが改善案を提示したうえで、担当者が検証と承認を行って段階的に更新できます。
OpenAIの英語電話サポートでは、Presenceを利用したエージェントが問い合わせの75%を人間の支援なしで解決し、改善プロセスによって人間への引き継ぎ率を短期間で15ポイント低下させたとしています。BBVAはメキシコの銀行顧客対応、SoftBankは自然な日本語による会話、IAGは悪天候や災害時の保険対応で活用を検討しています。AIエージェント市場の競争軸がモデル性能だけでなく、権限管理、評価、監視、継続改善を含む本番運用基盤へ移っていることを示す製品です。
OpenAIについて
OpenAIとは、2015年にSam Altman、Elon Musk、Greg Brockman、Ilya Sutskeverらによって米国サンフランシスコで設立されたAI研究・開発企業です。ChatGPT、GPTシリーズ、Codex、画像・音声・動画モデル、企業向けAI製品、開発者向けAPIなどを提供しています。基盤モデルの研究から、企業や一般利用者が実際に使用するアプリケーションの開発と運用までを幅広く手掛けています。高度な推論能力とマルチモーダル技術、大規模な利用者基盤、開発者エコシステムを強みとしています。汎用人工知能が全人類に利益をもたらすようにすることをミッションとしています。
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