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2026/07/24

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AIエージェントを活用してスピアフィッシングと呼ばれる脅威を排除するメールセキュリティの"AegisAI"がSeries Aで$36Mを調達

AegisAIは、Battery Venturesがリードし、AccelとFoundation Capitalも参加したSeries Aで$36Mを調達し、累計調達額は$49Mとなりました。

スピアフィッシングと呼ばれる脅威を排除するためAIエージェントを活用するメールセキュリティのAegisAIは、Googleでセキュアブラウジング技術やreCAPTCHAの開発に携わっていた元セキュリティ幹部によって設立されました。

ハッカーはますますAIを活用して大規模な攻撃を仕掛けており、その主要な標的の一つがメールです。AIは同僚に関する情報、進行中のプロジェクト、最近の出張予定などの個人情報を短時間で収集できるため、攻撃者は本物そっくりの説得力あるメールを瞬時に作成できます。

10年にわたりメールハッキング対策に携わってきたAegisAIの共同創業者は、「if-then」ロジックに依存する既存のルールベースのセキュリティシステムでは、AIが作成した悪意あるメールを検知するには遅すぎ、対応能力にも限界があることに気付きました。そこで、人間がメールを読むように各メッセージを素早く分析し、どれほど精巧なチェックリストでも見逃してしまうような小さな異常にも注目するAIエージェントを開発しました。

AegisAIによると、サービス開始から1年足らずで同社の技術は、暗号資産決済企業Mesh、AIスタートアップLangChain、プライバシーコンプライアンスプラットフォームLokkerなど数十社に採用されています。

「現在ではAIによる攻撃は既存のセキュリティ対策を半分以上の確率で回避しており、以前の約2倍の効果を持っています。攻撃者はあなたについて徹底的に調査し、あらゆることを理解した上で、完全にあなた向けにカスタマイズされた攻撃を仕掛けています」とAegisAIの共同創業者兼CEOのCy Khormaeeは述べました。

Cy Khormaeeはまた、AegisAIのAIエージェントは従来のメールセキュリティシステムでは見逃してしまう脅威も検知できると説明しています。例えば、一見正当なPDF添付ファイルに見えるものの、パスワードやCAPTCHAが組み込まれた悪意あるファイルも検知できます。これらは従来のスパムフィルターを欺くためによく利用される手法です。

Battery VenturesのGeneral PartnerであるDharmesh Thakkerは、メール攻撃の増加を目の当たりにし、「AIにはAIで対抗する」スタートアップへの投資を決断しました。その狙いは、従来型のメールセキュリティツールをAIエージェント主体の防御システムへ置き換えることです。

AegisAIだけが、受信するすべてのメールの文脈をAIで分析し、不正やなりすましを検知しようとしているわけではありません。Lightspeedが出資するOceanも、ProofpointやMimecastといった既存ベンダーに加え、Abnormal Securityなどの新興企業に挑戦しています。

しかしDharmesh Thakkerは、世界で最も利用されているメールシステムであるGmailのセキュリティ強化に携わった専門家たちが率いるAegisAIこそが、次世代のメールセキュリティ企業として最も有力な存在になると考えています。

AegisAIは現在メールセキュリティから事業を開始していますが、将来的にはデータセキュリティなど、より広い防御領域へ事業を拡大することを目指しています。Cy Khormaeeは「調査を実行できる高度にカスタマイズされたAIエージェントを構築するという中核的な考え方が、次世代の支配的なセキュリティ企業を決定づけるでしょう」と述べました。

TagsCyber SecurityAI

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