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防衛ソフトウェアのOnebrief、ウォーゲーミング基盤AtomEngineが米国防総省のIL5・IL6および最高機密レベルの認証を取得
軍事作戦計画向けソフトウェアを手掛けるOnebriefが、ウォーゲーミング・シミュレーション基盤「AtomEngine」について、米国防総省(Department of War、DoW)の影響度レベル5(IL5)、レベル6(IL6)、および最高機密(トップシークレット)の各認証を取得したと発表しました。これにより同基盤は、国防総省が運用する主要な三つの機密ネットワークすべてで同等の機能を利用できるようになります。認証取得は、導入パートナーであるSecond FrontのGame Warden基盤を通じて実現しました。
従来、防衛組織では機密区分ごとにツールが分断され、演習のたびに関係者が一か所に集まる必要があるなど、作戦立案の作業が非効率になりがちでした。AtomEngineはこうした障壁を取り除き、機密区分をまたいでリアルタイムかつ分散型のマルチプレイヤー環境でウォーゲーミングを行えるようにします。指揮官や意思決定者は、必要な機密レベルに応じて場所を問わず同一の演習に参加できるようになります。
同社CTOのCory Ondrejkaは、機密区分を移動しても能力を妥協せずに済む点を今回の意義として挙げ、指揮官が自らの機微データを取り込みながら複雑な多領域環境を大規模にモデル化できると説明しています。ソフトウェアとAIが軍事的優位を左右する度合いが増すなか、機密ネットワーク上で高度な計画支援を迅速に届けられる体制の整備は、防衛分野におけるソフトウェア調達のあり方を映す動きといえます。
Onebriefについて
Onebriefとは、米国ハワイ州ホノルルを拠点とする軍事向けソフトウェア企業です。元米陸軍将校のGrant DemareeがCEOを務め、軍の作戦計画やスタッフ業務、部隊間の協働を支援するプラットフォームを開発しています。AIを活用してワークフローを最適化し、データのリアルタイム同期や意思決定の迅速化を可能にする点を特徴とします。米国防総省の複数の機密ネットワーク(NIPR・SIPR・JWICS)に対応し、2026年のFast Company「最も革新的な企業」にも選ばれました。軍の計画立案を高速かつ高精度に変革することを使命に掲げています。
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