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AIコーディングのAnysphere、SpaceXが600億ドルで買収へ
SpaceXは、AIコーディングツール「Cursor」を開発するAnysphereを、全株式交換方式で買収することで合意しました。両社は合併契約を締結しており、SpaceXの完全子会社X67を通じてAnysphereを取り込み、Anysphereは存続子会社となります。買収はAnysphereの企業価値を600億ドルと評価するもので、Anysphereの普通株・優先株はSpaceXのクラスA株に転換され、取引は規制当局の承認を経て完了する見通しです。
SpaceXはかねてよりCursorをめぐる選択権を確保しており、約100億ドルで提携するか、後に600億ドルで買収するかを選べる仕組みになっていました。今回はその買収オプションを行使した形です。SpaceXは大型の新規株式公開を終えたばかりで時価総額は2兆ドルを超えており、すでにElon MuskのAIスタートアップxAIを統合済みです。Cursorはソフトウェア技術者の間で急速に支持を広げ、年換算で約26億ドルの法人向け売上規模に達したと報じられています。
今回の買収により、SpaceX傘下のxAIは、AnthropicやOpenAIが手がけるコーディングツールと競合する領域で足場を強化します。CursorはAIによるコード生成・編集で先行したものの、直近では市場シェアが低下しており、SpaceXが持つ大規模な計算資源との統合が巻き返しの鍵になるとみられます。CursorのCEOであるMichael Truellは、最も有用なAIモデルの構築を目指す取り組みの一環だと説明しています。
Anysphereについて
Anysphereは、米国サンフランシスコを拠点とするAIスタートアップで、AIコーディングアシスタント「Cursor」を開発・提供しています。CursorはAIによるコード補完・生成・編集機能で開発者から高い支持を集め、エンタープライズAIツール市場の中でも急成長分野の一つに位置づけられてきました。今回、宇宙開発企業SpaceXの傘下に入ることで、計算資源やxAIの基盤モデルとの連携を強化していく見通しです。
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