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2026/06/08

Startup Portfolio

オープンソース「Postgres」開発PFの"Supabase"がSeries Fで$500Mを調達し評価額が$10.5Bに倍増

Supabaseは、GICがリードし、Accel、Y Combinator、Stripe、Georgian、Salesforce Venturesなどが参加したSeries Fで$500Mを調達し評価額は$10.5Bに倍増しました。今回の新たな資金調達は、2025年10月に評価額$5Bで実施した$100Mのラウンドに続くものです。そしてそのラウンドも、そのわずか数カ月前に評価額$2Bで$200Mを調達した後に実施されていました。

2020年に設立されたVibe-codingの世界で選ばれているオープンソースのPostgres開発プラットフォームのSupabaseは、エージェント型インフラストラクチャの分野をリードしており、AIアプリ開発者の大多数や900万人以上の開発者がSupabaseを利用しています。Supabaseは、Postgresデータベース、認証、ストレージ、エッジ関数、リアルタイムサブスクリプション、ベクトル検索といった包括的なバックエンド機能に加え、100以上のパートナーツールが統合された、拡大を続けるマーケットプレイスを提供しています。

Supabaseの興味深い点の一つは、アプリが成長してユーザー数が増加する中で、開発者やバイブコーダーにとってPostgresの運用負担を軽減する取り組みを行っていることです。

例えば今週、SupabaseはMultigresと呼ばれるツールを発表しました。同社はこれをPostgres向けの「オペレーティングシステム」と説明しています。このツールは、大規模環境でのPostgres運用の複雑さを軽減することを目的としており、リードレプリカ、フェイルオーバー、接続数制限、バックアップなどの煩雑な管理業務を、開発者が一元的に管理できるようにします。

新たにデカコーン企業となったSupabaseは、この数年間で数カ月ごとに企業価値を倍増させてきました。これは、バイブコーディングツールによって利用が驚異的に拡大したためです。Supabase上でのデータベース立ち上げ数は過去1年間で600%以上増加しており、そのうち60%以上は「何らかのAIツールによって」立ち上げられたと、同社のCEO兼共同創業者のPaul Copplestoneは資金調達を発表するブログ記事で述べています。

同社は現在、約1,000万人の開発者をユーザーとして抱えていると主張しており、この数字は8カ月で倍増しました。特に、この成長の要因としてClaude CodeとCodexを挙げています。人気のAIモデルが「開発できる人の数を拡大している」ためです。Supabaseはまた、Bolt、Figma、Lovable、Replitなどが採用するデータベースでもあります。

 

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