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2026/02/27

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統合防御を実現するデータレイヤーセキュリティのVAST Data、CrowdStrikeと提携しVAST AI OSに脅威検知と自動対応を統合

VAST Dataは、VAST Forward 2026において、CrowdStrikeと戦略的パートナーシップを発表しました。両社は、VASTのネイティブなデータレイヤーのガバナンスとプラットフォーム制御に、CrowdStrikeのエンタープライズ水準の脅威検知と自動対応を組み合わせます。これにより、VAST AI Operating System内で機能を統合し、テレメトリーをCrowdStrike Falconサイバーセキュリティプラットフォームへ接続することで、データ取り込み、モデル学習、実行時運用、推論に至るAIライフサイクル全体を横断して協調防御を可能にするとしています。現代のAIシステムが依存するデータと運用状態に対し、多層的なセキュリティを提供する狙いです。

 

企業のAI活用が実験段階から本番運用、さらには自律システムへ移るにつれて、リスクの性質も変化しています。AIは継続的なデータ取り込み、動的なワークフロー、分散した実行環境に依存するため、開発から本番までの一連の環境内で、継続的な検知、ワークフローのスキャン、そして対応を組み込むことが重要になります。今回の提携は、AIが構築され、学習され、運用される場そのものにセキュリティ機能を組み込み、AIライフサイクルを一体として守る設計です。VAST DataのFounder兼CEOであるRenen Hallakは、VASTはセキュリティとガバナンスをプラットフォーム設計に組み込んだAIのオペレーティングシステムとして構築してきたと述べました。その上でCrowdStrikeとの提携により、AIワークフローと実行環境に継続的な脅威検知と協調対応を拡張し、顧客がAIをスケールさせる際の確信を高めるとしています。

両社は、顧客メリットとして、データレイヤーでの本番対応セキュリティの強化を挙げています。VASTのプラットフォーム制御に対し、CrowdStrikeがAIデータパイプラインとコンテナ化された実行環境における継続監視と脅威検知を加えることで、AI運用を安全に拡大できるとしています。さらに、AIが動作する場所に検知と対応を統合することで、セキュリティをAIワークロードのネイティブ要素とし、マルウェア、侵害されたデータや信頼できないデータ、不正アクセスがAIシステムに影響することを防ぎ、モデルポイズニングやデータ漏えいといったリスク低減につなげると説明しています。加えて、データレイヤーと企業のセキュリティ運用の間でテレメトリーを共有することで、より早期の検知と精密で協調した対応を可能にし、運用への影響を最小化しながら脅威を発生源で封じ込めるとしています。

 

この提携は、両社が進めてきたNVIDIAとの協業領域にも拡張され、AIパイプラインをエンドツーエンドで保護する取り組みを強化します。NVIDIAのAIインフラ、CrowdStrikeのAI駆動の脅威検知と実行時保護、VASTのリアルタイムなデータレイヤーの強制制御を組み合わせることで、学習から推論までのAIパイプラインを包括的に守るアプローチを提供するとしています。CrowdStrikeのCEO兼FounderであるGeorge Kurtzは、AIが現代企業のオペレーティングシステムになりつつあると述べました。VASTはAIが実体化するデータレイヤーで動作し、CrowdStrikeは企業価値が生まれる領域を守るとして、両社でAIの基盤から保護する姿勢を示しました。VAST Data、CrowdStrike、NVIDIAは、スケールするエンタープライズAIの防御の在り方を前進させ、データレイヤーでのセキュリティを強化しながら、本番AIを安心して展開できる環境づくりを目指します。

 

VAST Dataについて
VAST Dataは、AI Operating Systemを掲げ、AIの潜在力を最大化するために設計された統合ソフトウェア基盤スタックを提供する企業です。VAST AI OSは、基盤となるデータサービスとコンピュートサービス、そしてエージェント型の実行を単一のスケーラブルなプラットフォームに統合し、AIエージェント間の通信、リアルタイムデータに基づく推論、複雑なワークフローの自動化をグローバル規模で可能にすることを目指しています。基盤には、性能、スケール、シンプルさ、レジリエンスのトレードオフを排除するとするDASEアーキテクチャを採用し、推論型AIのためのグローバルなインフラファブリックへ進化させていると説明しています。

 

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