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BioTechのeGenesis、取締役会にDouglas Williams氏とAdam Craig氏を迎え臨床段階への成長を加速
移植可能なヒト適合型臓器の開発を目指すバイオテクノロジー企業eGenesisは、Douglas Williams氏(Ph.D.)とAdam Craig氏(M.D., Ph.D.)を取締役会に任命したと発表しました。
Williams氏は、Biogen、ZymoGenetics、Amgen、Seattle Genetics(現Seagen)などで要職を務め、Enbrel®やTecfidera®、Spinraza®といった複数のブロックバスター治療薬の開発に貢献してきました。直近ではSana BiotechnologyのR&D部門プレジデントやCodiak Biosciencesの創業CEOを務め、現在はClimb BioおよびCAMP4 Therapeuticsの取締役を兼任しています。
Craig氏は25年以上にわたるグローバルな新薬開発と商業化の経験を持ち、特に腫瘍学や希少疾患領域に強みを持ちます。過去にはCTI BioPharmaのCEOとしてVonjo®の承認と商業化を主導し、現在はX4 PharmaceuticalsのExecutive Chairmanを務めています。また、Sunesis PharmaceuticalsやChemgenex Pharmaceuticalsで最高医療責任者や開発部門の要職を歴任しました。
eGenesisのCEOであるMichael Curtis氏は、「DougとAdamは研究開発、商業化、企業戦略における豊富な経験を持つリーダーです。EGEN-2784(腎不全)およびEGEN-5784(肝不全)の開発を進める上で彼らの知見は極めて重要になる」と述べました。両氏もまた「eGenesisの先進的なゲノム工学技術は、移植医療を根本的に変革し、世界中の臓器不全患者に希望をもたらす可能性がある」とコメントしています。
eGenesisについて
eGenesisは、世界的な臓器不足の解決を目指し、ゲノム工学に基づくヒト適合型臓器の開発を進めるバイオテクノロジー企業です。独自の遺伝子工学プラットフォームにより、異種間での分子不適合やウイルスリスクを克服し、腎移植、急性肝不全、心臓移植などの分野で臨床開発を推進しています。米国マサチューセッツ州バーリントンに本社を構え、革新的な治療法の実現に取り組んでいます。
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