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職場退職年金口座の安全な運用管理FinTechのPonteraと、BridgeFTが統合を発表し、退職資産と投資管理の一元化を支援
職場退職年金口座の安全な運用管理を支援するFinTech企業Ponteraと、クラウドネイティブかつAPIファーストのウェルスマネジメント基盤を提供するBridgeFTは、新たなパートナーシップと統合の開始を発表しました。今回の連携により、金融アドバイザーはBridgeFTのWealthTech APIプラットフォーム上で、Ponteraが提供する退職資産情報へのアクセス・管理が可能になります。この統合によって、BridgeFTのソリューションを利用している大手ウェルスマネジメント企業、登録投資アドバイザー(RIA)、およびターンキー資産運用プラットフォーム(TAMP)は、401(k)、403(b)、その他の外部保有口座の資産情報を、他の複数のカストディアンのデータと一元的にAPI経由で管理できるようになります。これにより、アドバイザーはクライアントの全体的な資産構成を包括的に把握でき、よりパーソナライズされた、全体最適型の投資アドバイスが提供できるようになります。
BridgeFTのChief Commercial OfficerであるDave Hagen氏は、「市場の不確実性が続き、投資選択肢が増える中、すべての資産を対象にした専門的なアドバイスの重要性はかつてないほど高まっています。今回のPonteraとの提携により、より多くのアドバイザーが包括的な資産データにアクセスし、クライアントに最高水準のサービスを提供できるようになります」と述べています。
Ponteraのデータは、BridgeFTのWealthTech APIプラットフォームを通じて利用可能となり、同社はBridgeFTの厳選パートナーが集まる「WealthTech API Marketplace」に新たに加わることになります。このMarketplaceは、APIファーストのデータおよびアプリケーションサービスを活用することで、ウェルスマネジメント分野のアプリケーション開発の加速、簡素化、そしてコスト削減を支援することを目的としています。PonteraのChief Business OfficerであるDavid Goldman氏は、「Ponteraは、金融アドバイザーがクライアントの退職資産と投資口座を一体的に管理できるよう支援することで、より良いリタイアメントを実現することを使命としています。今回のBridgeFTとの連携により、アドバイザーはクライアントの長期的な財務目標達成を後押しする強力なツールを手に入れることになります」と述べています。
Ponteraについて
Ponteraは、401(k)、403(b)、およびその他の職場提供型口座における資産を、金融アドバイザーが安全に管理・リバランス・報告できるよう支援するFinTechスタートアップです。同社はアドバイザーのポートフォリオ管理ツールと統合されるセキュアな専用プラットフォームを提供しており、多様な口座タイプに対応可能です。投資管理を一元化することで、アドバイザーがクライアントの最適な財務成果を実現できるよう支援します。2012年創業、ニューヨークに本社を構えています。
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