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2025/06/04

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呼吸器疾患治療のTrevi Therapeutics、1億ドルの公募増資を実施へ

慢性咳嗽を対象とした治療薬の開発を進める臨床段階のバイオ医薬品企業Trevi Therapeutics, Inc.(Nasdaq: TRVI)は、自社の普通株式による総額1億ドル規模の公募増資を開始したと発表しました。引受証券会社には、Morgan Stanley、Leerink Partners、Stifel、Cantorが共同主幹事として名を連ねています。また、引受証券会社には最大1,500万ドル分の追加株式取得のオプションも付与される予定です。

 

今回の公募増資は、市場環境および諸条件に応じて実施される予定であり、最終的な規模や条件については現時点で未定です。Treviは、この公募増資で得られる資金を、自社の主力治療薬候補「Haduvio™」(経口ナロルフィン徐放製剤)の開発推進に充てる計画です。同薬は特発性肺線維症(IPF)患者や難治性慢性咳嗽(RCC)患者を対象に、慢性咳嗽の治療薬として開発されています。

 

今回発行される株式は、証券取引委員会(SEC)に提出済みの目論見書に基づいて発行されます。目論見書補足資料は近くSECに提出される予定であり、Morgan Stanley、Leerink Partners、Stifel、Cantorの各引受証券会社からも入手可能です。なお、本プレスリリースは証券の売却申し出や購入勧誘を目的としたものではなく、法令で認められていない地域では提供されません。

 

Trevi Therapeuticsについて
Trevi Therapeutics, Inc.は、特発性肺線維症(IPF)、非IPF間質性肺疾患(ILD)、難治性慢性咳嗽(RCC)に伴う慢性咳嗽の治療薬「Haduvio™」(経口ナロルフィン徐放製剤)の開発を進める臨床段階のバイオ医薬品企業です。Haduvioは、咳反射弧において中枢と末梢の両方に作用し、カッパオピオイド受容体作動薬およびミューオピオイド受容体拮抗薬(KAMA)として、慢性咳嗽をコントロールするオピオイド受容体を標的としています。なお、ナロルフィンは現在、米国麻薬取締局(DEA)の規制対象外となっています。

 

TagsBioTechUnited States

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