1. Home
  2. News
  3. 外部IAMのDescope、「Rising in Cyber 2025」トップサイバーセキュリティスタートアップに選出
2025/06/05

Startup Portfolio

外部IAMのDescope、「Rising in Cyber 2025」トップサイバーセキュリティスタートアップに選出

外部向けのIAM(Identity and Access Management)プラットフォームを提供するDescopeは、注目される新興企業を発表するNotable Capital主催の「Rising in Cyber 2025」に選ばれました。同リストは、未来のセキュリティを形作る最も有望な30社のサイバーセキュリティスタートアップを取り上げるもので、リアルな検証を経て選定されています。「Rising in Cyber 2025」は、伝統的なランキングとは異なり、主要なサイバーセキュリティ専門のベンチャーファームによる推薦を元に、150名近くのCISOやセキュリティ幹部が投票を行い、選ばれた企業群です。これらの企業は、現在のセキュリティチームが直面する最も緊急な課題を解決する技術を提供しています。

 

Descopeが選ばれた理由は、ユーザー体験を損なうことなく、適切なタイミングで適切なセキュリティ管理を追加できる、ローコード/ノーコードの外部IAM機能にあります。さらに、Descopeが提供する「Agentic Identity Hub」は、AIエージェントを安全に導入するための重要な認証・アクセス管理機能を備えており、企業のAI活用を支援しています。Pitchbookによると、今回選ばれた企業群は合計で78億ドルを超える資金調達を達成しており、アイデンティティ、アプリケーションセキュリティ、エージェントAI、セキュリティ運用といった分野で次世代のサイバーセキュリティを牽引しています。

Notable CapitalのマネージングパートナーであるOren Yunger氏は、「サイバーセキュリティにおける革新の需要はかつてないほど高まっています。エージェント型AIが脅威検知からチームのワークフローまであらゆるものを再構築する中、防御はリアクティブ(受動的)からプロアクティブ(能動的)なインテリジェンス主導へと移行しています。このリストが特別なのは、実際に日々課題に直面するCISOによるリアルな評価に基づいて選定されていることです」とコメントしています。


Descopeの共同創業者兼CEOであるSlavik Markovich氏は、「Rising in Cyber 2025に選ばれ、革新的なセキュリティスタートアップの一員として評価されたことを光栄に思います。認証を自社開発する開発者は本来担うべきではない多くのセキュリティ責務を背負っています。当社が提供するソリューションによって、多くの組織がアカウント乗っ取りやセッション管理、AIを含むアイデンティティ基盤の心配をせずに、認証とアクセス制御を安全に「デスコープ」できます」と述べています。

Descopeは2023年2月にステルスモードから脱し、5,300万ドルのシード資金調達を経て、開発者志向の認証プラットフォームをローンチしました。その後も製品ラインナップを拡充し、外部向けのIAMプラットフォームとして、GoFundMe、Databricks、GoodRx、Navan、You.comなど数百の組織がエンドユーザー、ビジネス顧客、パートナー、APIおよびAIエージェント向けに、安全で使いやすい認証システムを構築することをサポートしています。

 

Descopeについて
Descopeは、組織の外部アイデンティティ管理を支援するドラッグ&ドロップ式の外部向けIAMプラットフォームです。ローコード/ノーコードのソリューションにより、エンドユーザー、ビジネス顧客、パートナーアプリケーション、APIやAIエージェントのための認証と認可プロセスを簡単に作成・変更・保護できます。Descopeを導入した数百の企業が、顧客体験の向上、アカウント乗っ取りの防止、ユーザーとマシンのアイデンティティの360度の可視化を実現しています。

 

TagsCyber SecurityUnited States

関連ニュース

Contact

AT PARTNERSにご相談ください