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KubernetesのKomodor、構成ドリフト問題を解決する新機能を発表
KubeCon + CloudNativeCon Europeに出展するKubernetes管理プラットフォームのKomodorは、Kubernetes環境における構成ドリフト(意図しない設定変更)を自動的に検知・修正する新機能を発表しました。構成ドリフトとは、クラスタの設定が本来の望ましい状態(Desired State)から時間経過とともにずれてしまうことを指します。この新機能は、望ましい設定からの逸脱を即座に検知し、アラートを出すことができます。具体的には、設定変更やリリース時の異常なリソース消費、予期せぬ変更をリアルタイムで捉えます。KomodorのCTO兼共同創業者であるItiel Shwartz氏によれば、同機能は業界でも数少ない商用ソリューションのひとつで、管理者がドリフトによるトラブルを迅速に特定・修復できるよう支援します。
Komodorは、大規模なマルチクラウドやハイブリッド環境におけるKubernetes運用管理を簡素化するサービスです。Kubernetesクラスタに軽量なエージェントを導入することで、クラスタ内のあらゆるイベントを収集・分析し、GUI上で一元管理を可能にしています。さらに、AIアシスタント「Claudia」による根本原因の特定や、開発者向けの自己解決型トラブルシューティングなどの高度な機能も提供します。
特に、大手金融機関やフォーチュン500企業など、大規模な環境を運用するユーザーほど構成ドリフト問題に悩まされています。原因としては手動での変更や自動化スクリプトのエラー、インフラ提供元の差異、設定ミス、ロールアウトの中断、更新されていないコンテナイメージなど、多岐にわたります。GitOps環境でさえ、完全なドリフト回避は難しいと言われています。
今回発表された機能では、Komodorの特長であるタイムラインビューを使い、設定がどのように変化したかを視覚的に把握できます。これにより、ドリフト発生の原因を迅速かつ正確に特定できるのが最大のメリットです。
Komodorについて
Komodorは、クラウドネイティブなKubernetes運用を簡素化する管理プラットフォームを提供する企業です。マルチクラウドや大規模なKubernetesクラスタ環境の運用・管理を効率化し、AIを活用した迅速なトラブルシューティングやコスト最適化を可能にします。GitOpsや各種Kubernetesオペレーター、カスタムリソースともシームレスに統合され、クラウドネイティブ環境に特化した機能性を持っています。
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