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AIデータ基盤のVAST Data、AMDとの協業を拡大し推論時代のAIインフラ構築を加速
VAST Dataは、AMDとの協業を拡大し、推論処理を中心としたAIインフラの構築を支援すると発表しました。両社は、VAST Dataのデータ基盤とAMDの演算基盤を組み合わせ、大規模なAIワークロードにおけるデータ供給とスループットの改善を狙います。
生成AIの利用が学習中心から推論中心へ移るなかで、演算能力だけでなく、データの保存や検索、供給を担う層がボトルネックになりやすいという課題が意識されています。VAST Dataはオールフラッシュを前提とした独自アーキテクチャを採用し、ファイルやオブジェクト、データベース、ストリーミングを単一の基盤で扱う構成を提供しています。推論では読み出しの頻度が高くなるため、データ層の設計が応答時間と運用コストに直結します。
AMDは大手AI企業との大型契約やラックスケール製品の投入を進めており、データ層のパートナーを確保することは競合との差を詰めるうえで重要な要素です。事業会社にとっては、推論を前提としたインフラ設計において、演算とデータの組み合わせを一体で評価する必要性が高まっています。
VAST Dataについて
VAST Dataとは、2016年に設立された米国のデータ基盤企業です。本社はニューヨークに置き、Renen Hallak、Jeff Denworth、Shachar Fienblitらが共同で創業しました。主力製品はオールフラッシュを前提とした統合データ基盤で、ファイルやオブジェクト、データベースの機能を単一のシステムで扱えるよう設計されています。計算資源と記憶資源を分離しつつ全ノードで共有する独自アーキテクチャにより、大規模な並列処理でも性能の低下を抑える点を強みとしています。AI時代に適したデータ基盤を提供することをミッションに掲げています。
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