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倉庫ロボティクスのExotec、三菱食品の草加物流拠点で食品卸業界初の「Skypod」を本格稼働
フランス発の倉庫ロボティクス企業Exotecは、三菱食品およびIHI物流産業システムと共同で、三菱食品の草加FSDCに導入した自動化物流システムの本格運用を開始しました。常温エリアには、ロボットが立体的に棚を移動して商品を搬送するExotecの高速ピッキングシステム「Skypod」が採用されました。食品卸業界の国内拠点にSkypodを導入するのは初めてです。
草加FSDCは、外食事業者などに業務用食材や資材を供給するフードサービス専用の物流センターです。常温商品の保管とピッキングをSkypodが担い、冷凍エリアにはIHI物流産業システムのケース自動倉庫「シャトル&サーバ」が導入されました。温度帯や商品形態が異なる複数の自動化設備を組み合わせ、入出庫作業の効率化、省人化、保管スペースの有効活用を図ります。
食品卸の物流現場では、慢性的な人手不足に加え、多品種少量の商品を高い精度で処理することが求められています。今回の稼働は、ECやアパレル分野で普及してきた自律型倉庫ロボットが、温度管理や複雑な商品構成を伴う食品物流にも本格的に広がる動きです。日本の物流施設におけるロボット導入が、実証段階から基幹業務を担う商用運用へ移行していることを示す事例となります。
Exotecについて
Exotecとは、2015年にRomain MoulinとRenaud Heitzによってフランスのリール近郊で設立された倉庫自動化ロボティクス企業です。主力製品の「Skypod」は、自律型ロボットが床面だけでなく保管ラックを垂直方向にも走行し、商品が入った容器を作業者のもとへ搬送するシステムです。倉庫の処理能力と保管効率を高めながら、需要変動に応じてロボットやラックを追加できる柔軟性を強みとしています。小売、アパレル、食品、製造などの企業に導入されており、ロボットとソフトウェアによって倉庫作業をより効率的で働きやすいものに変えることを目指しています。
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