デジタル権利保護のLoti、最高戦略責任者に元Spotify幹部のBrandon Bauman氏を任命

オンラインでの個人の肖像権やデジタルアイデンティティを保護する技術で業界をリードするLoti AIは、Brandon Bauman氏を新たに最高戦略責任者（Chief Strategy Officer）として迎えました。Bauman氏はメディアおよびテクノロジー分野において豊富な経験を持ち、戦略策定、パートナーシップ構築、契約交渉、法務分野での卓越したリーダーシップを発揮してきました。これまでタレント、権利保有者、配信プラットフォームの代表を務めるなど、メディアとテクノロジー業界の商業的な動向や可能性について、独自かつ総合的な視点を備えています。また、知的財産権、米国憲法修正第1条に関する問題、AIや肖像権をめぐる規制などの法的専門知識も兼ね備えており、これらはコンテンツおよびクリエイターエコシステムの未来にとって非常に重要な要素となります。

Lotiの創業者兼CEOであるLuke Arrigoni氏は、「Brandonを最高戦略責任者としてLotiに迎えることができ、大変嬉しく思います。当社のプラットフォームをスケールし、影響力を広げていくなかで、急速に変化するデジタルの世界をリードしてきたBrandonの豊かな経験は極めて貴重です。彼の法的知識、商業的な洞察力、そしてクリエイターへの深い共感は、オンラインでの個人の肖像やアイデンティティ保護を目指す私たちのミッションに完璧に合致しています」とコメントしました。

Bauman氏はSpotifyに8年間在籍し、オリジナルコンテンツおよびクリエイター部門のビジネス・法務担当グローバル責任者を務めました。同氏はSpotifyを音楽ストリーミングサービスからポッドキャスト、ビデオ、オーディオブックなどを含む世界的なコンテンツ配信プラットフォームへと進化させる上で重要な役割を果たしました。Spotify在任中には10億ドル以上に及ぶ戦略的契約やパートナーシップ、クリエイタープログラム、買収案件を指揮し、Spotifyを237か国にまで展開させ、収益および加入者数の拡大に貢献しました。Joe Rogan氏、Alex Cooper氏、バラク・オバマおよびミシェル・オバマ夫妻、ハリー王子とメーガン妃、Bad Robot、Disney、Formula 1、WWE、Warner Bros./DC Comics、CoComelonなど著名クリエイターやブランドとの歴史的な契約締結のほか、Paramount、NBC、ABC、Discovery、Scripps、Verizonなど主要ネットワークとのグローバル配信契約にも携わりました。Bauman氏はWarnerMediaおよびMachinimaでも上級役員を務め、Variety誌の「ハリウッドのトップ弁護士」、The Hollywood Reporter誌の「ハリウッドのトップ35のディールメーカー」の1人としても選ばれています。また、映画やテレビ、音楽、ポッドキャストのおすすめ情報を共有するソーシャルプラットフォーム「ZinBin」の創業者でもあります。

Loti AIについて
Loti AIは、音声・顔認識・ディープフェイク検知技術を用いて、オンライン上の個人のデジタル肖像権を保護するテクノロジー企業です。インターネット上の無断使用コンテンツをスキャンし、1日以内に95％の確率で削除申請を完了させることで、著名人から一般消費者まで幅広い顧客のデジタル権利とプライバシーを守っています。2022年に創業され、最先端の人工知能を活用した安全なデジタル環境の構築に努め、個人が自分のオンラインプレゼンスを自ら管理できるようサポートしています。