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調達DXのArkestro、Deloitte元副会長Paul Wellener氏をエグゼクティブアドバイザリーボードに招聘
調達業務を予測型AI技術で刷新するプラットフォームを提供するArkestroは、このたび、Deloitteの元副会長であるPaul Wellener氏を同社のエグゼクティブアドバイザリーボードに迎えることを発表しました。調達機能が世界的な複雑化に直面する中、同氏の豊富な経験をArkestroのさらなる成長とイノベーションに役立てる狙いです。Wellener氏は、グローバルな製造業界、コンサルティング、企業ガバナンスにおいて35年以上のリーダーシップ経験を持つ著名な専門家です。同氏はDeloitteの副会長として、米国産業部門を率いてその規模を約2倍に拡大し、同部門を同社の最も成長著しい分野の一つに育てました。Fortune 500企業の幹部を対象に、デジタル化や業務変革、人材育成の分野で戦略的支援を提供してきました。
ArkestroのCEO兼共同創業者であるRob DeSantis氏は、「Paul氏の卓越した経験と戦略的な洞察力は、私たちのエグゼクティブアドバイザリーボードにとって非常に貴重です。調達を戦略的成長の原動力へと転換し、企業がコスト削減、意思決定の迅速化、リスク軽減を実現するための支援を続けていく中で、同氏の知見は不可欠なものとなるでしょう」と述べています。
Wellener氏はこれまで、世界的に展開する数多くの製造企業のシニアエグゼクティブに対し、戦略、業務、組織の変革について助言を提供してきました。また営利、非営利を問わず複数の企業や団体の役員を務め、広くビジネスコミュニティで人脈を築き、メンターとしての活動も評価されています。2019年には、カーネギーメロン大学のAlumni Service Awardと、全米多発性硬化症協会のNorman Cohn Hope Awardを受賞しています。「調達とサプライチェーンが大きく変革するこの重要な時期にArkestroに参加できることを光栄に思います。企業は今、価値の創出とレジリエンス向上を求めています。Arkestroのプラットフォームはまさにそれを実現しており、調達機能を先進的かつ戦略的なものに再構築しています。Arkestroのミッション達成に向けてリーダーシップチームと協力していきたい」と、Wellener氏は意欲を示しています。Arkestroの予測調達プラットフォームは、AI、行動科学、ゲーム理論を活用し、調達業務を最適化することで企業収益を改善します。ユーザー企業は調達サイクルを最大60%短縮し、同じリソースで最大3倍の支出管理を実現しています。
Arkestroについて
Arkestroは予測調達プラットフォームを提供し、企業がコスト削減やリスク低減を進め、調達の戦略的影響力を高める支援をしています。同社独自の特許技術である「交渉科学(Negotiation Science)」、「サプライヤー科学(Supplier Science)」、「プロセス科学(Process Science)」の3つの科学を組み合わせ、効率化、交渉最適化、サプライヤー協力を推進しています。Arkestroは、調達業務を「受動的」なものから「能動的」で成果重視の機能へと変革することを目指しています。Gartnerの2024年版「Hype Cycle」でAutonomous Sourcing、Autonomous Procurement、Supplier Discoveryのカテゴリーに選定されるなど、業界からも高く評価されています。
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