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PropTechのObligo:敷金ソリューション拡大に向け3500万ドル調達
Obligoは、賃貸人と賃借人の間の信頼関係を構築する柔軟な敷金ソリューションを提供するフィンテック企業です。同社は3500万ドルの新規資金調達を完了したと発表しました。この投資は、AppFolio、Buildium、Yardiなどの不動産管理ソフトウェア企業との提携を背景に、急速な成長を遂げている時期に行われました。
True Global VenturesとNorth83が共同主導したこの資金調達ラウンドは、同社の継続的な製品革新、知的財産開発、戦略的パートナーシップの拡大を支援し、収益性の達成に向けた取り組みを加速させます。
Obligoの共同創業者兼CEOであるRoey Dor氏は、この投資が同社の機械学習技術、APIファーストの展開戦略、そして賃貸の未来に対するビジョンへの市場の信頼を示すものだと述べています。最近の調査では、55%の賃借人がObligoを現在の住居を選んだ主要な要因として挙げています。
True Global VenturesのパートナーであるLilia Shirman氏が、Obligoの取締役会に加わりました。Shirman氏は、Obligoが不動産業界で機械学習とAIを活用するゲームチェンジャーであり、同社の成長と戦略的チャネルパートナーシップが賃借人と不動産管理者の双方に提供する価値の証拠だと述べています。
Obligoについて
Obligoは、2018年にRoey DorとOmri Dor兄弟によって設立されました。同社は金融技術を活用して、賃借人と賃貸人の間の信頼関係を構築し、入居と退去のプロセスをホテルのチェックインとチェックアウトのように簡単にすることを目指しています。Wells Fargoがサポートする銀行発行の信用状を利用した初めての敷金代替サービスとして、オープンバンキングとAIを使用して賃借人の敷金なし賃貸の適格性を判断します。Obligoは、業界を変革する賃貸ソリューションを米国全土の数百万の住宅に提供することを目指しています。
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